外壁塗装にはどれくらいの日数が必要?期間や工程について解説します!
外観の美観性を保ちつつ、安心して暮らすためにも外壁塗装は、とても重要な役割を持っています。
しかし、どのくらいの期間がかかるのかを知らない場合、なかなか工事に踏み出しづらいですよね。
そこで今回の記事では、外壁塗装に要する期間や工程について詳しく解説します。
□外壁塗装にかかる期間と工程について解説します!
*期間
外壁塗装に要する期間としては、およそ7〜10日間が一般的です。
季節や雨の有無、職人の数など、様々な要因によって期間は左右します。
雨が降りやすく、湿気が多い季節だと1ヶ月以上かかってしまう可能性もあります。
もし天気が良かったとしても、最低7日間ほどはかかると考えておくと良いでしょう。
反対に、7日以内で済む工事を提案された場合は、少し注意が必要です。
何かしらの工程を飛ばしていたり、手を抜いていたりする可能性があるからです。
きちんとした工程で行われていなかった場合は、耐久性が著しく低くなっていることが考えられます。
*工程
工程としては、大きく7つに分けられます。
ここでは、それぞれの工程についての内容や期間について詳しく解説していきます。
1つ目は、近隣への挨拶回りと工事準備です。
外壁塗装をする際は、塗料の臭いや足場などによって近隣の方へ迷惑がかかってしまいます。
そして、工事の期間も1週間以上かかることを考えると、少し長めだと言えるでしょう。
そのため、工事をする前に近隣への挨拶をすることはとても大切です。
最近では、塗装会社が代わりに挨拶へ行く場合もあります。
そのような場合は、必ずしも直接自分が赴く必要はないでしょう。
また、挨拶へ行く際には粗品を持参すると、好印象を与えられるでしょう。
2つ目は、仮設足場の設置と飛散防止シート張りです。
足場を設置することは、安全で効率よく外壁塗装を行うために必要不可欠です。
また、飛散防止シートを貼ることで、洗浄水や塗料が周囲に飛び散ることを防げます。
足場の設置とシート張りは、基本的に1日あれば終わります。
しかし、足場の設置を専門業者に依頼した場合は、設置期間が1〜2日ほど増える可能性があるので注意が必要です。
3つ目は、高圧洗浄です。
塗装をする前に、汚れやホコリ、カビ・コケなどを高圧洗浄機で洗い落とします。
汚れがひどく目立つ場合には、バイオ洗浄と呼ばれる薬剤を使用した洗浄が行われることもあります。
基本的に1日かけて洗浄し、1〜2日かけて乾燥させるため、3日ほどかかると考えておくと良いでしょう。
しかし、汚れがひどい場合や外壁の形が特殊だった場合は、さらに期間を要する可能性があるので注意が必要です。
4つ目は、下地処理と養生です。
下地処理とは、塗装前の下処理・下準備であり、剥がれそうな古い塗膜を綺麗に剥がしたり、平らにしたりします。
これは、新しく塗る塗料が、一緒に剥がれ落ちてしまわないようにするためです。
劣化がひどくない場合は、基本的に1日あれば作業は終わりますが、状況次第で2〜3日ほどかかる場合もあります。
養生は、外壁の中で塗装しない部分を、保護シートやテープを張って守る作業を指します。
窓ガラスやエアコンの室外などに、塗料が付着するのを防ぐ役割があります。
5つ目は、塗装作業です。
「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分かれており、それぞれ1日かかると考えておくと良いでしょう。
塗装の最後には、軒天や雨樋などの周辺部分の塗装が行われます。
また、塗料に種類によっては、下塗りと上塗りが合わさって2回で済む場合もあります。
6つ目は、点検や見直しです。
塗装業者の方と一緒に、塗装の仕上がりを確認します。
塗り残しや塗りムラ、気になる箇所がないかをしっかりとチェックしておきましょう。
気になるところがあれば、その場でお願いして手直ししてもらいましょう。
7つ目は、片付けと足場撤去です。
全ての工程が終われば、片付けをして足場の撤去を行います。
基本的に1日あれば終わりますが、足場を撤去する際に外壁に傷がつく可能性もあるので注意が必要です。
全ての工程が終わった後には、近隣の方へ挨拶をすると良いかもしれません。
□外壁塗装中のポイントについて解説します!
ここでは、外壁塗装を行なっている際の生活について、3つのポイントを解説します。
1つ目は、基本的に家にいなくても大丈夫だということです。
「ずっと家にいないといけない」と思われている方もいらっしゃるでしょうが、ずっと家にいる必要がありません。
立会いが必要な足場設置前の現場確認や、完了検査などを除けば、基本的にいなくても大丈夫でしょう。
2つ目は、洗濯物を外に干せないことです。
汚れや塗料が洗濯物に付着したり、臭いがついたりする可能性があるので、洗濯物は干さない方が良いでしょう。
部屋干しをするか、近くのコインランドリーを使用するかなど、事前に考えておくと良いです。
3つ目は、歓喜できるタイミングに制限があることです。
外壁塗装の段階によっては、窓やドアを自由に開けて換気できないことがあります。
外壁塗装の作業に支障が出たり、部屋の中が汚れたりする可能性があるので、塗装業者に確認してから換気すると良いでしょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装に要する期間や工程について解説しました。
事前に把握しておくことで、余裕を持ったスケジュールを立てられるでしょう。
外壁塗装に関する質問がありましたら、お気軽に当社までご相談ください。