DIYでも外壁塗装は可能?流れや成功させるためのポイントを解説します!
DIYと聞くと、日曜大工をしたり、自ら家具を作ったりすることがイメージできるでしょう。
外壁塗装においても、実はDIYが可能です。
場合によっては安く済ませられたり、自分で塗装を行うことで達成感を得られたりするでしょう。
そこで今回の記事では、DIYによる外壁塗装について解説します。
□外壁塗装をDIYする流れについて
外壁塗装をDIYする流れとしては、5つのステップに分けられます。
以下では、1つずつ具体的に解説していきます。
1つ目は、洗浄です。
塗装する箇所を、ブラシや高圧洗浄機を用いて綺麗に洗浄します。
カビやコケなどの汚れがある際は、中性洗剤を使ってブラシでこすり、水で十分洗い落としましょう。
洗浄後は、十分に乾燥させてから次の作業へと移ります。
2つ目は、養生です。
養生とは、塗装する箇所以外に塗料が付着しないよう、ビニールやシートを使ってカバーすることをいいます。
養生することにより、自宅だけでなく隣家も塗料の飛沫から守れます。
特に窓や植木、車などを保護しておくことをおすすめします。
3つ目は、下地処理です。
外壁の下地にヒビや傷などがある場合は、その箇所を補修します。
外壁の傷を放置したままにしておくと、雨水が内部へと浸透し、腐食して住宅の劣化を招く可能性があります。
小さなヒビや欠けであれば、コーキング材を用いて補修可能な場合が多いでしょう。
コーキング材とは、弾力性のある隙間を埋めるための充填剤のことをいいます。
ヒビや傷などの箇所にコーキング材を充填し、サンドペーパーを使って表面を綺麗に整えましょう。
4つ目は、下塗りです。
外壁と上塗りを塗料によく密着させることを目的として、最初に下塗りを行います。
また、下塗りは外壁が塗料を吸収することを防ぐ役割もあります。
この下塗りを綺麗に行わない場合には、塗料が剥がれやすい外壁になる恐れがあります。
そのため、下塗りから塗りムラがないよう、しっかりと塗装を行う必要があります。
広い面にはローラーを用いて、角や細かい部分にはハケを用いて塗装することをおすすめします。
5つ目は、上塗りです。
下塗りが乾いた後は、2回上塗りを行います。
2回とも同じ塗料を使用し、1回の塗装では耐久性が低下してしまう恐れがあるため、耐用年数を長くするために2回塗ります。
また、2回上塗りすることで塗装面が厚くなり、塗り残しを防げるメリットがあります。
見た目も綺麗に仕上がり、耐用年数も長くなるため、2回以上上塗りを行うことをおすすめします。
□外壁塗装のDIYを成功させるためには
後悔ない仕上がりにするためには、事前に確認しておくと良いことがいくつかあります。
以下では、DIYを成功させるためのポイントを3つご紹介します。
1つ目は、事前に計画を立てることです。
塗装を行う前の段階で、しっかりと計画を立てておくことをおすすめします。
計画を立てることにより、作業ごとに必要な日数が明確になるだけでなく、完了日も必然的に見えてきます。
計画も立てずに作業を始めてしまうと、必要な作業を見落としてしまう可能性もあるので、事前に全体の流れを把握しておきましょう。
2つ目は、高所での作業には足場をかけることです。
高所作業の場合には、必ず足場を架けて行うようにしましょう。
足場がない高所作業は、とても危険なので命に関わる怪我をしてしまう可能性もあります。
また、足場がないことで安定せず、細かい部分まで塗れないことも考えられます。
細かいところまで塗れない場合は、塗装が剥がれてしまう恐れがあるので注意が必要です。
2メートル以上の高さの高所作業を行い場合は、足場を架けて行うようにしましょう。
3つ目は、塗料の仕様を守ることです。
塗料には耐久性がある程度ありますが、最大限発揮するためには塗料の仕様を守ることが重要です。
例えば、対応素地や希釈率、乾燥時間などはしっかりと守り、仕様通りの施工をすることをおすすめします。
□DIYするデメリットとは
DIYによって外壁塗装を行うのは楽しいものですが、素人ゆえの失敗があることにも注意する必要があります。
以下では、外壁塗装をDIYするデメリットを2つ解説します。
1つ目は、塗りムラや色のイメージ違いなどが起こることです。
専門の職人ほど、当然技術や知識がないため、工事の不具合が発生する可能性があります。
例えば、場所によって色が異なっていたり、当初のイメージよりも大きく乖離しまったりと、仕上がりに関するものが多く挙げられます。
そのほかにも、作業中のトラブルや、時間差のトラブルも考えられるでしょう。
2つ目は、50万円以上の追加費用がかかる恐れがあることです。
費用に関する失敗であり、不具合が発生した際には、プロの塗装会社に依頼することになるでしょう。
そのような場合、せっかく苦労して時間とお金をかけたにも関わらず、さらにプラスで時間とお金がかかることになります。
□まとめ
今回は、DIYによる外壁塗装について解説しました。
失敗するリスクも考え、安心して任せられるプロに依頼することも検討されると良いでしょう。
当社では、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案いたします。
長崎周辺で塗装に関するお悩みや質問等あれば、お気軽にご相談ください。