外壁塗装に火災保険が適用できる?受けられる条件を解説します!
長崎市で外壁塗装・屋根工事ならみどり建装にお任せください!
一戸建ての外壁塗装には、高額な費用がかかります。
そのため、できるだけ外壁塗装の費用を抑えたいと考えている方は多いでしょう。
実は、ある条件を満たしている方は、火災保険を外壁塗装に適用できます。
そこで本記事では火災保険を外壁塗装に適用できる条件について解説します。
火災保険の種類や知っておきたいことについても解説しますので、ぜひご覧ください。
□火災保険の種類には何がある?
火災保険には大きく分けて「住宅火災保険」「住宅総合保険」「オールリスクタイプ」の3つがあります。
住宅火災保険は、火災や落雷、爆発や風災などを補償するものです。
水漏れによる事故などは補償されないので注意してくださいね。
住宅総合保険は、先ほどの住宅火災保険の補償に加えて、水漏れによる事故、車が外壁を破壊した場合も含まれます。
オールリスクタイプは、住宅総合保険の補償内容に加えて、住宅に関する幅広いトラブルを補償するものです。
保険会社によって補償内容が異なりますので、こちらの利用を検討中の方はあらかじめチェックしておきましょう。
これら3つは、地震による被害は補償に含まれていないことに注意が必要です。
□火災保険を受けられる条件を解説します!
外壁塗装に火災保険を適用するには、いくつか満たさなければならない条件がありますので、解説していきます。
1.外壁が被害を受けた原因は災害である
外壁塗装に火災保険が使えるのは、災害によって外壁がダメージを受けたときです。
つまり、自分の過失によって外壁が壊れてしまった場合は火災保険を利用できません。
台風や豪雨のような自然災害によるものでないといけないのです。
火災保険が認められる災害には、他にも落雷や雪害、風災などがあります。
また加入している保険の補償範囲によっても異なります。
基本的に火災保険では、地震による被害を補償できないことが多いです。
そのため、地震による被害までをカバーしたいという方は、地震保険に加入しておく必要があります。
2.災害による被害を補償する火災保険に加入している
外壁塗装に火災保険を適用するには、災害による被害を補償してくれる保険に入っておく必要があります。
一般家庭向けの火災保険は、先ほどご紹介したように「住宅火災保険」「住宅総合保険」「オールリスクタイプ」などがあります。
これらはそれぞれ補償内容が異なります。
3.被害を受けてから長期間放置しない
外壁塗装に火災保険を適用させるには、被害を受けてから3年以内に申請しなければなりません。
なぜなら、被害を受けてから3年以上が過ぎてしまうと、被害の原因が災害なのか、経年劣化なのかがわからなくなるからです。
保険金の請求権が時効を迎えてしまいます。
火災保険が使えると知らずに補修をしてしまったとしても、3年以内であれば請求が可能ですので、時効を迎えていないかチェックしてみましょう。
4.補修費用が火災保険の免責額を超えている
外壁塗装に火災保険を使うには、補修費用が火災保険の免責金額を超えている必要があります。
火災保険には、損害が一定額以下であれば補修費用が契約者の自己負担になる免責金額というものがあります。
また、火災保険にはフランチャイズ方式とエクセス方式の2つがあります。
フランチャイズ方式では、免責金額が20万円です。
エクセス方式では、指定の免責金額から契約者が任意に選択します。
□火災保険について知っておきたいこととは?
ここからは火災保険についてぜひ知っておいていただきたいポイントをご紹介します。
*適用対象かどうかは損害鑑定人が判断
自然災害による損害なのか、経年劣化による損害なのかを判断するのは損害鑑定人という方です。
この人は、損害保険会社が任意で選んだ鑑定会社から派遣されてくる人です。
保険の申請内容をもとに、実際に現場に赴いて損害状況を調査します。
*申請書の作成は自分でもできる
火災保険を申請するには、損害保険会社に必要書類を提出しなければなりません。
主な書類は、保険金の請求書や事故の報告書、工事見積書があります。
これらはご自身でも作成できます。
もちろん業者に依頼もできますので、書類作成に時間が取れないという方は利用してみると良いでしょう。
*損害箇所の写真を忘れない
報告書の作成で最も大切になってくるのが、ダメージを受けた場所の写真を撮ることです。
損害箇所の写真を撮っておくと、鑑定人が調査を進めやすいからです。
特別なカメラでなくても問題ありませんので、災害で被害にあった箇所を写真に残しておきましょう。
家全体がわかる外観と、外壁も撮影しておき、該当箇所がわかるようにしておくとなお丁寧です。
□まとめ
火災保険の適用条件や知っておきたいことについて解説しました。
火災保険といっても、様々な自然災害による被害も補償内容に含まれます。
「補償内容に含まれているとは知らずに補償してしまった」
このようなケースがあるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。