外壁塗装の耐用年数とは?長持ちさせるポイントも紹介します!
外壁塗装は、家の耐久性や快適性にも関わる大切なものです。
塗装のメンテナンスを定期的に行うことで、安心して暮らせます。
今回は、外壁塗装の耐用年数についてと外壁塗装を長持ちさせるためのポイント、そして劣化のサインをご紹介します。
自分の家の外壁には劣化のサインがないか、確かめてみましょう。
□外壁塗装の耐用年数とは?
外壁塗装の耐用年数はだいたい10年といわれていますが、前回何の塗料を使用したかで多少耐用年数が変わります。
ウレタン塗料の耐用年数は8年から10年です。
この塗料は光沢があるのが特徴で、伸縮性に優れています。
価格も安いため、塗装の費用を安くしたい方におすすめです。
シリコン塗料の耐用年数は10年から15年で、価格も安く耐用年数も長いことから、最も人気が高いです。
何の塗料を選べば良いか分からないは、シリコン塗料を選びましょう。
ラジカル塗料の耐用年数は14年から16年です。
ラジカル塗料は最新の塗料でコストパフォーマンスも高いため、コスト重視の方におすすめの塗料です。
フッ素塗料の耐用年数は、15年から20年です。
耐用年数が15年から20年と長く、メンテナンスの手間も少ない塗料ですが、その分他の塗料よりも価格が高いです。
無機塗料の耐用年数は、5年から25年です。
無機塗料はシリコンやフッ素塗料と無機質な材料を混ぜた塗料で、配合によって品質が異なります。
劣化がしにくく、耐久性に優れている塗料です。
また、外壁塗装をする下地材にも耐用年数があります。
モルタルやサイディングなどの下地材は、20年から40年で交換しなければなりません。
外壁塗装のタイミングとそろえると良いでしょう。
そして、外壁だけでなく屋根やベランダの塗装も外壁塗装と一緒に行うと忘れづらいですよ。
ベランダや屋上は雨や日差しの影響を受けやすいため、8年から15年で塗装をしてもらう必要があります。
また、雨漏りを防止する屋根塗装も6年から15年で塗り替えなければなりません。
このように、何の塗料を選ぶかによって耐用年数が異なります。
メンテナンスが手間だと感じる方は、耐用年数が長い塗料を選ぶと良いでしょう。
□外壁塗装するべきタイミングを紹介します!
外壁塗装のタイミングは、耐用年数だけでなく、劣化の特徴があるかで判断しましょう。
劣化のサインは、5つあります。
*チョーキング現象
塗料が劣化し塗膜がはがれてしまうと、この現象が起きます。
外壁を触ったときに白い粉が付くことが特徴で、放置してしまうと外壁の劣化が進んでしまいます。
塗膜がはがれてしまうと、塗装の下地や外壁材がむき出しになり、建物の外観も悪いです。
また、耐久性も落ちてしまうので早めに対処しましょう。
*ひび割れ
幅が0.5mm以上のひび割れには注意が必要です。
発見した場合は、すぐに外壁塗装を依頼しましょう。
*コーキング剤のはがれ
コーキングとは、サイディングの継ぎ目や窓枠に使用されているゴム素材のことです。
コーキングの耐用年数は5年から10年と、外壁塗装よりも短いです。
劣化すると、伸縮性が失われ、塗装がはがれてしまいます。
放置してしまうと雨漏りにつながる可能性があるため、気を付けましょう。
*カビや藻の発生
カビや藻は日当たりが悪いところに発生しやすいです。
塗膜の防水力が低下しているサインなので、早めに外壁塗装を依頼しましょう。
*サビの発生
サビを放置すると壁に穴が開き、そこから雨漏りする可能性があります。
サビは腐食や劣化が原因で引き起こされます。
下地や外壁材が痛んでいるサインなので、サビが広がってしまう前に対処しましょう。
これらの劣化のサインを見つけたら、早めに外壁塗装を依頼しましょう。
放置してしまうと、劣化が進み、気づいたときは外壁塗装だけでは対処できない状態になってしまいます。
そうなると工事費用は莫大になりかねません。
劣化のサインを見つけたら、まずは当社のような外壁のプロに相談してください。
□外壁塗装を長持ちさせよう!
外壁塗装を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが大切です。
外壁をこまめに掃除するだけでも、カビや藻の発生を防げます。
また、ひび割れやチョーキング現象などの劣化サインを発見しやすくなるため、劣化がひどくなる前に対処できます。
そして、外壁塗料にこだわることも、外壁塗装を長持ちさせるポイントです。
ラジカル塗料やフッ素塗料などの耐用年数が長いものを選ぶと、メンテナンスの回数が減らせます。
耐用年数が長い塗料は価格も高いので、メンテナンスの頻度と塗料の価格のどちらを重要視するか考えてみましょう。
□まとめ
外壁塗装の耐用年数はだいたい10年ですが、劣化のサインがある場合は、10年よりも早く塗り替えした方が良いです。
外壁をこまめに掃除しておくと、カビや藻の発生が防げたり、劣化に早く気づけたりします。
耐用年数だけで外壁塗装の時期を判断しないようにしましょう。